(関連イベント)科学と音楽の夕べ@京都


サイエンスカフェ、ではありませんし、カフェ・シアンティフィーク東京のイベントでもありませんが、サイエンスと音楽・アートの出会いをテーマにしたイベントが、8月22日に京都で開催されます。


今回、カフェ・シアンティフィーク東京の中村がナビゲーターというかたちでお手伝いすることになりましたので、ご案内します。


定員900名のホールで、ということで、普段のこじんまりとしたサイエンスカフェとは、だいぶ趣きは異なりますが、今回のイベントのために現在、制作中の、生命現象や発生現象をテーマにした映像作品も公開されたり、コンサートも盛り込まれていたりなど、面白そうです。


普段、ご参加いただいている方は、京都ということで、なかなか難しいかと思いますが、こちらのブログを見ていただいている方もいらっしゃるようなので、ご紹介まで。


「科学と音楽の夕べ 生命への視線−科学と芸術の交わるところ−」


2008年8月22日(金) 17:30開場 18:30開演 
京都会館第2ホール
対象 高校生以上  
入場無料(自由席) 事前申込み制(先着順、900席・一部立ち見有)


主催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)
 http://www.jst.go.jp/
共催:独立行政法人理化学研究所
 http://www.cdb.riken.jp/jp/index.html
後援:京都府教育委員会 京都市教育委員会 大学コンソーシアム京都


科学技術振興機構が毎年開催している「科学と音楽の夕べ」シリーズ。
今回は、最先端の研究現場で活躍する細胞生物学者による講演と、映像作家であり音楽家でもあるアーティストによるコンサートで構成。
科学とアート、2つの視線が交わる時に生まれるものとは?


[特別講演] 竹市雅俊「発生の不思議、生命の神秘」


あなたがたった一つの細胞だった頃を想像できるでしょうか。私たちの体は、60兆個、数百種類もの細胞からできていると言われますが、これらは全て1つの受精卵に由来します。1ミリに満たない受精卵があなたをつくり上げるまでの壮大なプロセスとメカニズムを、発生生物学が解き明かそうとしています。講演では、発生研究から見えてきた細胞たちの美しくもダイナミックな振る舞いをご紹介します。


[対談] 竹市雅俊×高木正勝


[作品上映+コンサート] 高木正勝(映像演出、ピアノ)
田口晴香(ボーカル) 太田美帆(ボーカル) ヤドランカ(ボーカル)


映像と音楽の融合表現で注目される高木正勝。コンピュータを使いながらも、温かみがあり、手触りまで感じるようなユニークでかつ普遍性を持つ作品が、国内外で高い評価を得ています。今回、生命現象や発生現象をアートの視点から捉えた新作を初公開します。



ナビゲーター 中村征樹


申し込み方法や詳細については、
http://www.epiphanyworks.net/sam/
をご覧ください。

(追記)

本イベント、おかげさまでたくさんの申し込みをいただきまして、すでに満席となったようで、キャンセル待ちも含めて、締め切られたようです。
当日が楽しみです。


(中村)